私がアルコールをやめたわけ

ライティング・サポーターズ

2014年10月04日 08:01

私は飲酒を完全にやめて1年と9ヶ月になります。最近では親睦会では「寺澤さん、お酒飲めないんだったね。送ってって!」なんてことが定着しています。

以前はビールやワインが大好きでした。ビールを求めてベルギーに行ったり、フランスでワインセラーめぐりをしたりなど、20代にはバブリーな一人旅をしていたこともあります。しかも、親戚が代々販売店をしていたこともあって、小売店用の試飲会にも出かけていき、ワインの仕入れもしていました。ソムリエの知人もいて、「味や銘柄にも精通している自分」との自負もありました。

7年ほど前から、義母の介護が始まり、いつなんどき病院へ連れて行かなければなんてこともあり、飲酒しているわけにも行かず、「飲みたいのに・・・のせいで飲めない」ことも多く、飲み会に出席するともう翌日は二日酔いで、仕事ができず追い詰められる。で、また無理して仕事して「ストレス解消!」と、飲酒して、また仕事がずれる・・・。ときどきアポを忘れる。家族との関係もギクシャク。そうなると自分にイライラして、自分への自身も喪失する・・・。

50歳を前に、「これじゃいけない!!」と禁酒一大決心したのです。
「アルコールがストレス解消?」「アルコールで人と仲良くなれる?」「アルコール好きのステータスって自分に必要?」って問いただしてみると、どれもただの錯覚だったんじゃないかって、やめてみて始めてわかりました。

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記:寺澤順子
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