サッカーゴールでのケガに冷や汗

息子の通っている高校から電話。「体育でケガをしました。サッカーゴールを運んでいるとき倒れて足の上に。痛くて歩けない状態です」と保健室の先生。
どうせたいしたことないだろうと笑いながら、迎えに行ってびっくり。左足の太もも膝の上あたりを強打して、まったく歩けず、あまりの痛さに貧血になっていた息子。
あわてて整形外科に連れて行ったら、打撲でも打ちどころが悪く、重症でしばらくは松葉杖の生活とのこと。

調べてみると昨年上田市でサッカーゴールの下敷きになり、19歳の子が死亡。国内外で毎年のように転倒したゴールに挟まれ死亡事故があとをたたないのです。 背筋が寒くなりました。

息子はサッカーを小学校からやっています。今回は高校の授業でサッカーをやろうと、運搬方法をよく知らない生徒たちが力強く倒したために、息子はもうすこしで下敷きに。いったん支えようとして諦め、素早く逃げたためなんとか足を打っただけで助かりました。
なにしろ200kgはある鉄の塊です。

「死ななくてよかったね」と息子に思わず声をかけました。

校長から電話があり、「監督不行き届きですみませんでした。今後このような事故を起こさないようにいたします」と謝罪の一言。
もちろん息子もサッカー経験者としてしっかり他の生徒に指示を与えるべき立場だったはず。それを怠ったので学校のせいだけにはできません。

人は油断すると、なにかに巻き込まれるのです。常に神経を使って身を守りながら生きていかなければなりません。世の中には危険がたくさん転がっています。親や先生が先回りして「危ないから」と教えても自分の教訓にはなりません。こうしたピンチが生きる力を育むチャンスなのかもしれません。(汗)

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記:寺澤順子


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2014年10月17日 Posted byライティング・サポーターズ at 22:26 │Comments(0)子育て・ママ・家族寺澤順子

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