地方の公立高校卒業式に見る、9つのすごさ

息子の卒業式に行ってきましたー!
信州はまだ寒い。凍えて体育館で倒れそうになりました。
地方の公立高校の卒業式に見る9つのすごさをお伝えします。
(これは筆者の息子の高校の一例です)
1.教員が駐車場案内
地方では車は当たり前のため、朝から教員総出で、駐車場整理していただけます。 生徒数200名。100台を超す車が朝からどんどん、校門を入ってきます。学校によっては、近隣の公園、企業に協力をいただきます。
2.体育館は恐ろしく寒いけど、巨大なヒーターが活躍
明け方はマイナス1℃、式の始まる9時には気温が4℃。会場となる体育館には、6台の巨大なヒーターがガンガン(音がすごい)炊かれ、一糸乱れず、卒業生・在校生・保護者の椅子が並んでいます。式が始まると、うるさいから止めます。でも、一気に会場は冷えるのです。止めないでくれー!?
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記:寺澤順子

2016年03月07日 Posted by ライティング・サポーターズ at 14:36 │Comments(0) │寺澤順子│子育て・ママ・家族│ガーデン・園芸
ロンドン留学体験

50歳の茶飲み話~千曲川のほとりで~
March 03, 2016
ロンドン留学のススメ その1 より
私のデスクの前には、1993年に取得したLondon Guildhall University(現London Metropolitan University)のEnglish with Business Studies のCertificate 証明書が飾ってある。
ロンドンのビジネス街に位置するこの大学は、最初は専門学校だった。それが私の滞在した頃には大学となり、現在は他の大学と合併しロンドンの中にキャンパスが点在する国立大学となっている。
現在でも7000人、155カ国から留学生が通う、大規模な大学だ。
私は当時、海外の社会人向けの英語を勉強しながら学べる短期のビジネスコースにいた。
そのコースに入学するには、日本での大学の学士証明書、語学レベル試験ケンブリッジ・ファーストサティフィケート(TOEICで約760点、TOEFLで約550点レベル) が必要な上に、自国で働いて部下を持った経験あるというのが条件だった。もしくはロンドン在住の高校卒業者だ。
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記:寺澤順子

2016年03月03日 Posted by ライティング・サポーターズ at 19:02 │Comments(0) │寺澤順子│NPO・国際交流・インバウンド│仕事・ビジネス・起業・働き方
地方の荒地化はもう止められない
千曲川河川敷、千曲市から長野市松代にかけて、長芋畑の青々としたツルが理路整然と並ぶ姿は圧巻です。長野県は全国3位の収穫量を誇ります。その他にもハクサイ、セロリ、アスパラガス、レタス、リンゴ、モモ、スモモ、ブドウは全国3位以内に位置しています。
長野県農政部の長野県農業の概要を見ると、総農家数は全国1位。でもここ25年でなんと農家数が半数近くに!!
実際、その長芋畑の風景にも変化が出ています。見渡す限りの畑の間に、黄色い草花がぼうぼうと咲くスペースが見えます。 近所でも今年突然草ぼうぼうと化した水田は思い当たる場所で10ヶ所以上。「おじいちゃんが倒れたらしいよ」と義母が近所から仕入れた情報。息子や娘のほとんどが東京や長野に移住または勤めていて農業をやる余裕もなければ興味もありません。近くの田んぼや畑ではほとんどが70歳以上のお年寄りしか目につきません。ってことは「じいちゃんが倒れたら、草ぼうぼう」は常識。昨年まで小麦色に輝く稲が続く地帯が、みるみるうちに雑草だらけの荒地になります。住宅街に近いところでは、何年かするとそこにアパートができたりして・・・。河川敷のような農業地帯では一旦耕作をやめると、アレチウリという米国から来たツル科の雑草が覆い尽くします。
これも時代の流れなのでしょうか。
小さい時は「農家の嫁にはなるな」と言い聞かされてきました。なぜなら、ご近所は後妻さんが多く、その訳は先妻は働かされた上に食べ物もろくに与えられずに死んでいったという嘘のような事実が。嫁が田んぼで働きすぎて死んでいったという地域民話があるほどです。
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記:寺澤順子
長野県農政部の長野県農業の概要を見ると、総農家数は全国1位。でもここ25年でなんと農家数が半数近くに!!
実際、その長芋畑の風景にも変化が出ています。見渡す限りの畑の間に、黄色い草花がぼうぼうと咲くスペースが見えます。 近所でも今年突然草ぼうぼうと化した水田は思い当たる場所で10ヶ所以上。「おじいちゃんが倒れたらしいよ」と義母が近所から仕入れた情報。息子や娘のほとんどが東京や長野に移住または勤めていて農業をやる余裕もなければ興味もありません。近くの田んぼや畑ではほとんどが70歳以上のお年寄りしか目につきません。ってことは「じいちゃんが倒れたら、草ぼうぼう」は常識。昨年まで小麦色に輝く稲が続く地帯が、みるみるうちに雑草だらけの荒地になります。住宅街に近いところでは、何年かするとそこにアパートができたりして・・・。河川敷のような農業地帯では一旦耕作をやめると、アレチウリという米国から来たツル科の雑草が覆い尽くします。
これも時代の流れなのでしょうか。
小さい時は「農家の嫁にはなるな」と言い聞かされてきました。なぜなら、ご近所は後妻さんが多く、その訳は先妻は働かされた上に食べ物もろくに与えられずに死んでいったという嘘のような事実が。嫁が田んぼで働きすぎて死んでいったという地域民話があるほどです。
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記:寺澤順子

2014年10月22日 Posted by ライティング・サポーターズ at 10:08 │Comments(0) │寺澤順子
サッカーゴールでのケガに冷や汗
息子の通っている高校から電話。「体育でケガをしました。サッカーゴールを運んでいるとき倒れて足の上に。痛くて歩けない状態です」と保健室の先生。
どうせたいしたことないだろうと笑いながら、迎えに行ってびっくり。左足の太もも膝の上あたりを強打して、まったく歩けず、あまりの痛さに貧血になっていた息子。
あわてて整形外科に連れて行ったら、打撲でも打ちどころが悪く、重症でしばらくは松葉杖の生活とのこと。
調べてみると昨年上田市でサッカーゴールの下敷きになり、19歳の子が死亡。国内外で毎年のように転倒したゴールに挟まれ死亡事故があとをたたないのです。 背筋が寒くなりました。
息子はサッカーを小学校からやっています。今回は高校の授業でサッカーをやろうと、運搬方法をよく知らない生徒たちが力強く倒したために、息子はもうすこしで下敷きに。いったん支えようとして諦め、素早く逃げたためなんとか足を打っただけで助かりました。
なにしろ200kgはある鉄の塊です。
「死ななくてよかったね」と息子に思わず声をかけました。
校長から電話があり、「監督不行き届きですみませんでした。今後このような事故を起こさないようにいたします」と謝罪の一言。
もちろん息子もサッカー経験者としてしっかり他の生徒に指示を与えるべき立場だったはず。それを怠ったので学校のせいだけにはできません。
人は油断すると、なにかに巻き込まれるのです。常に神経を使って身を守りながら生きていかなければなりません。世の中には危険がたくさん転がっています。親や先生が先回りして「危ないから」と教えても自分の教訓にはなりません。こうしたピンチが生きる力を育むチャンスなのかもしれません。(汗)
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記:寺澤順子
どうせたいしたことないだろうと笑いながら、迎えに行ってびっくり。左足の太もも膝の上あたりを強打して、まったく歩けず、あまりの痛さに貧血になっていた息子。
あわてて整形外科に連れて行ったら、打撲でも打ちどころが悪く、重症でしばらくは松葉杖の生活とのこと。
調べてみると昨年上田市でサッカーゴールの下敷きになり、19歳の子が死亡。国内外で毎年のように転倒したゴールに挟まれ死亡事故があとをたたないのです。 背筋が寒くなりました。
息子はサッカーを小学校からやっています。今回は高校の授業でサッカーをやろうと、運搬方法をよく知らない生徒たちが力強く倒したために、息子はもうすこしで下敷きに。いったん支えようとして諦め、素早く逃げたためなんとか足を打っただけで助かりました。
なにしろ200kgはある鉄の塊です。
「死ななくてよかったね」と息子に思わず声をかけました。
校長から電話があり、「監督不行き届きですみませんでした。今後このような事故を起こさないようにいたします」と謝罪の一言。
もちろん息子もサッカー経験者としてしっかり他の生徒に指示を与えるべき立場だったはず。それを怠ったので学校のせいだけにはできません。
人は油断すると、なにかに巻き込まれるのです。常に神経を使って身を守りながら生きていかなければなりません。世の中には危険がたくさん転がっています。親や先生が先回りして「危ないから」と教えても自分の教訓にはなりません。こうしたピンチが生きる力を育むチャンスなのかもしれません。(汗)
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記:寺澤順子
2014年10月17日 Posted by ライティング・サポーターズ at 22:26 │Comments(0) │寺澤順子│子育て・ママ・家族
長野にコワーキングが押し寄せてきたっ。
フリーランスの天国への門、コワーキングスペースに憧れてン年。
CREEKSが長野市にもとうとうOPENしました。
米語では小川、英語では入江という意味で、フリーランスの方々が、川岸に集まって情報を流したり拾ったり、一緒に小さな小川を大きな川にしたりって、勝手に解釈しています。建築家やデザイナー3名が作っただけあって、とっても素敵な内装です。
私の認識では、CREEKSの他に、信州には毎日きっちり営業し、地域の拠点となっているコワーキングスペースが2つあります。
ひとつは松本市のKnower(s)。オーナーの他に2名の若いコーディネーターがいて、このお二人がまた人懐こいし、オモシロイ。一度会えば、可愛がりたくなります(笑)。
で、もう一つは上田市のHanaLab.このオーナーは、世界の情報に敏感で、企画力にすぐれ、地域の企業との付き合いも上手で、NPO法人まで設立していてなかなかの人物です。一見怖い感じだけど、話すと爽やか(笑)です。
さて、CREEKSが10月11日に、CREEKS Schoolを開催しました。CREEKSを立ち上げるにあたって、刺激を受けた東京や横浜の3つのコワーキングスペースのオーナーをわざわざ呼んで、上記の3つのスペースと、6名でのインポジウムでした。
都内4ヶ所のコワーキングスペースがあるCo-labはクリエーター専門のコーキングスペースとしてスタートしビル設計・デザイン・運営までトータルでプロデュース。いわばクリエーターと企業のマッチング拠点です。
HUB Tokyoは、アクティビスト(社会活動家)たちの拠点。世界65ヶ所にHUBというコワーキングスペースが存在しています。「社会に変革を起こす」が目的。個人的にはめっちゃ共感できるスペースです。
もうひとつはco-ba 。渋谷が拠点で、「チャレンジを応援する場所」ってのがカッコイイ。ウェブサイトはとにかく爽やかすぎる。最近では全国でco-baのワークショップやったりして、co-baを増殖しているそうです。
さてさて、本題です。
続きは
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記:寺澤順子
CREEKSが長野市にもとうとうOPENしました。
米語では小川、英語では入江という意味で、フリーランスの方々が、川岸に集まって情報を流したり拾ったり、一緒に小さな小川を大きな川にしたりって、勝手に解釈しています。建築家やデザイナー3名が作っただけあって、とっても素敵な内装です。
私の認識では、CREEKSの他に、信州には毎日きっちり営業し、地域の拠点となっているコワーキングスペースが2つあります。
ひとつは松本市のKnower(s)。オーナーの他に2名の若いコーディネーターがいて、このお二人がまた人懐こいし、オモシロイ。一度会えば、可愛がりたくなります(笑)。
で、もう一つは上田市のHanaLab.このオーナーは、世界の情報に敏感で、企画力にすぐれ、地域の企業との付き合いも上手で、NPO法人まで設立していてなかなかの人物です。一見怖い感じだけど、話すと爽やか(笑)です。
さて、CREEKSが10月11日に、CREEKS Schoolを開催しました。CREEKSを立ち上げるにあたって、刺激を受けた東京や横浜の3つのコワーキングスペースのオーナーをわざわざ呼んで、上記の3つのスペースと、6名でのインポジウムでした。
都内4ヶ所のコワーキングスペースがあるCo-labはクリエーター専門のコーキングスペースとしてスタートしビル設計・デザイン・運営までトータルでプロデュース。いわばクリエーターと企業のマッチング拠点です。
HUB Tokyoは、アクティビスト(社会活動家)たちの拠点。世界65ヶ所にHUBというコワーキングスペースが存在しています。「社会に変革を起こす」が目的。個人的にはめっちゃ共感できるスペースです。
もうひとつはco-ba 。渋谷が拠点で、「チャレンジを応援する場所」ってのがカッコイイ。ウェブサイトはとにかく爽やかすぎる。最近では全国でco-baのワークショップやったりして、co-baを増殖しているそうです。
さてさて、本題です。
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記:寺澤順子
2014年10月15日 Posted by ライティング・サポーターズ at 18:44 │Comments(0) │寺澤順子│仕事・ビジネス・起業・働き方
NPOの行動力はどこから来るのか?
長年取材していると、NPOって、なんでこんなに行動力あんの?と正直驚かされています。
お金じゃないなら、なんでなにがこの人たちを動かしてんの?
人は「自分は何のために生きているのか」を追求する生き物です。生きる実感を味わうには、もうお金だけでは我慢できなくなっているのが人間です。しかも、企業や行政等の大組織に入ると、人間関係やルールや数値に翻弄されて、自分のやりたいことを自由な発想でストレートにできないのですよ。
目の前に困っている人がいるから助けたい。そうだ「お助け隊」作って助けちゃおっか。
子育てや介護でスポーツもできない女性たち。だったら朝集まってヨガやっちゃおっか。
障がいがあるから一人じゃやりたいことができない。じゃ、みんなで集まってやっちゃおっか。
みたいに・・・実にフットワーク軽く、正直「人助け」って重く考えすぎてるイメージはないのです。もちろん根底にある社会問題は重いですよ。それを解決するNPO理事の正義感やリスクは尋常じゃないです。でも、なんだか、NPOのみんなは楽しそうなのですよ。NPOのみんなというのは有償のスタッフもいれば、無償のボランティアもいます。どちらも自分の選択です。
続きは
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記:寺澤順子
お金じゃないなら、なんでなにがこの人たちを動かしてんの?
人は「自分は何のために生きているのか」を追求する生き物です。生きる実感を味わうには、もうお金だけでは我慢できなくなっているのが人間です。しかも、企業や行政等の大組織に入ると、人間関係やルールや数値に翻弄されて、自分のやりたいことを自由な発想でストレートにできないのですよ。
目の前に困っている人がいるから助けたい。そうだ「お助け隊」作って助けちゃおっか。
子育てや介護でスポーツもできない女性たち。だったら朝集まってヨガやっちゃおっか。
障がいがあるから一人じゃやりたいことができない。じゃ、みんなで集まってやっちゃおっか。
みたいに・・・実にフットワーク軽く、正直「人助け」って重く考えすぎてるイメージはないのです。もちろん根底にある社会問題は重いですよ。それを解決するNPO理事の正義感やリスクは尋常じゃないです。でも、なんだか、NPOのみんなは楽しそうなのですよ。NPOのみんなというのは有償のスタッフもいれば、無償のボランティアもいます。どちらも自分の選択です。
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記:寺澤順子
2014年10月13日 Posted by ライティング・サポーターズ at 17:36 │Comments(0) │寺澤順子│NPO・国際交流・インバウンド
ノーベル平和賞マララさんの言葉が心に刺さる
「みんなで本とペンを手に取りましょう。本とペンは私たちの最も強力な武器です。1人の子供と1人の教師、1冊の本、1本のペンが世界を変えることができるのですみんなで本とペンを手に取りましょう。」
ノーベル平和賞に感動!! 人権に関心ある自分にとっては大変心躍る結果だったはずが・・・。
我が身を振り返ると・・・・17歳ってことは長野五輪の前年に生まれたわけで、なんと息子と同じ歳。
本もろくに読まない暇さえあればゲーム、ペンで自分の意見を書く事がまったくない。信頼できる教師がいない、というかそもそも信頼しようとしない。それどころか学校に行きたくない。勉強ウザイから。ここまで恵まれた環境にいるのに、どうして?と子どもじゃなくて自分に問いたい。「教育が一番」って思って海外留学もし、NGOも立上げ教育支援もして、人権の本を読んだり、取材したりして世の中に物申してるくせに。「全く偽善者だよお前は!」 と、昨晩から心の声に怯える思いがしています。
まあ自虐ネタはこのくらいにして・・・
続きは
記:寺澤順子
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ノーベル平和賞に感動!! 人権に関心ある自分にとっては大変心躍る結果だったはずが・・・。
我が身を振り返ると・・・・17歳ってことは長野五輪の前年に生まれたわけで、なんと息子と同じ歳。
本もろくに読まない暇さえあればゲーム、ペンで自分の意見を書く事がまったくない。信頼できる教師がいない、というかそもそも信頼しようとしない。それどころか学校に行きたくない。勉強ウザイから。ここまで恵まれた環境にいるのに、どうして?と子どもじゃなくて自分に問いたい。「教育が一番」って思って海外留学もし、NGOも立上げ教育支援もして、人権の本を読んだり、取材したりして世の中に物申してるくせに。「全く偽善者だよお前は!」 と、昨晩から心の声に怯える思いがしています。
まあ自虐ネタはこのくらいにして・・・
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記:寺澤順子
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2014年10月12日 Posted by ライティング・サポーターズ at 06:54 │Comments(0) │寺澤順子│NPO・国際交流・インバウンド
私がアルコールをやめたわけ
私は飲酒を完全にやめて1年と9ヶ月になります。最近では親睦会では「寺澤さん、お酒飲めないんだったね。送ってって!」なんてことが定着しています。
以前はビールやワインが大好きでした。ビールを求めてベルギーに行ったり、フランスでワインセラーめぐりをしたりなど、20代にはバブリーな一人旅をしていたこともあります。しかも、親戚が代々販売店をしていたこともあって、小売店用の試飲会にも出かけていき、ワインの仕入れもしていました。ソムリエの知人もいて、「味や銘柄にも精通している自分」との自負もありました。
7年ほど前から、義母の介護が始まり、いつなんどき病院へ連れて行かなければなんてこともあり、飲酒しているわけにも行かず、「飲みたいのに・・・のせいで飲めない」ことも多く、飲み会に出席するともう翌日は二日酔いで、仕事ができず追い詰められる。で、また無理して仕事して「ストレス解消!」と、飲酒して、また仕事がずれる・・・。ときどきアポを忘れる。家族との関係もギクシャク。そうなると自分にイライラして、自分への自身も喪失する・・・。
50歳を前に、「これじゃいけない!!」と禁酒一大決心したのです。
「アルコールがストレス解消?」「アルコールで人と仲良くなれる?」「アルコール好きのステータスって自分に必要?」って問いただしてみると、どれもただの錯覚だったんじゃないかって、やめてみて始めてわかりました。
続きは
記:寺澤順子
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以前はビールやワインが大好きでした。ビールを求めてベルギーに行ったり、フランスでワインセラーめぐりをしたりなど、20代にはバブリーな一人旅をしていたこともあります。しかも、親戚が代々販売店をしていたこともあって、小売店用の試飲会にも出かけていき、ワインの仕入れもしていました。ソムリエの知人もいて、「味や銘柄にも精通している自分」との自負もありました。
7年ほど前から、義母の介護が始まり、いつなんどき病院へ連れて行かなければなんてこともあり、飲酒しているわけにも行かず、「飲みたいのに・・・のせいで飲めない」ことも多く、飲み会に出席するともう翌日は二日酔いで、仕事ができず追い詰められる。で、また無理して仕事して「ストレス解消!」と、飲酒して、また仕事がずれる・・・。ときどきアポを忘れる。家族との関係もギクシャク。そうなると自分にイライラして、自分への自身も喪失する・・・。
50歳を前に、「これじゃいけない!!」と禁酒一大決心したのです。
「アルコールがストレス解消?」「アルコールで人と仲良くなれる?」「アルコール好きのステータスって自分に必要?」って問いただしてみると、どれもただの錯覚だったんじゃないかって、やめてみて始めてわかりました。
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記:寺澤順子
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2014年10月04日 Posted by ライティング・サポーターズ at 08:01 │Comments(0) │寺澤順子│仕事・ビジネス・起業・働き方
小さな町が外国人誘致の一歩(長野市松代)
※筆者が執筆した長野市民新聞「カムカム外国人」(2014.9.30掲載)を大きく編集したものです。
我が家から千曲川をちょっと下ると長野市松代があります。武田信玄が建てた松代城を核に江戸時代には真田十勇士幸村の兄が城主となり、松代藩真田十万石しとして全盛した松代藩の城下町。城も消失してしまい、松代空襲もうけ、産業が廃れ、長野市に合併して、今はその存在感が薄れつつあります。それでも、「先進的で知的で家柄がいい逸材ぞろい」として私が小さい頃は、松代出身の人といえば一目置かれたものです。実は私の祖母は松代横田家出身だと、まずは自慢しておきましょう。
メーン通りはシャッターが降り、空き店舗や空家が目立ち、すっかり寂れてしまった松代。そんな中、長野市が2010年松代イヤーに指定しNPOらと連携してまちづくりに力を注いできました。観光情報サイトやまち歩きアプリ、インターネットテレビ「松代テレビ局」、まち歩きセンターなどを開設。博物館や美術館、真田邸などの屋敷の整備や町並みの保存や整備が進み観光客から人気を集め初めています。残念ながら電車が配線となった代わりに、松代駅と城の跡地のエリアが広く開け、イベントも開催できるスペースができました。
まちづくりの立役者として、NPO法人夢空間松代のまちと心を育てる会は、松代まち歩きセンターを拠点に、歴史やまちの文化の掘り起こしをし、NPOや市民団体のネットワークをつくり、まちづくりのNPOの成功事例として全国から視察が相次いでいます。このNPOがほぼ毎月企画する街歩きのイベントは驚くほど多くの市民がやってきます。
さてここからがいよいよ本題
続きは
記:寺澤順子
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我が家から千曲川をちょっと下ると長野市松代があります。武田信玄が建てた松代城を核に江戸時代には真田十勇士幸村の兄が城主となり、松代藩真田十万石しとして全盛した松代藩の城下町。城も消失してしまい、松代空襲もうけ、産業が廃れ、長野市に合併して、今はその存在感が薄れつつあります。それでも、「先進的で知的で家柄がいい逸材ぞろい」として私が小さい頃は、松代出身の人といえば一目置かれたものです。実は私の祖母は松代横田家出身だと、まずは自慢しておきましょう。
メーン通りはシャッターが降り、空き店舗や空家が目立ち、すっかり寂れてしまった松代。そんな中、長野市が2010年松代イヤーに指定しNPOらと連携してまちづくりに力を注いできました。観光情報サイトやまち歩きアプリ、インターネットテレビ「松代テレビ局」、まち歩きセンターなどを開設。博物館や美術館、真田邸などの屋敷の整備や町並みの保存や整備が進み観光客から人気を集め初めています。残念ながら電車が配線となった代わりに、松代駅と城の跡地のエリアが広く開け、イベントも開催できるスペースができました。
まちづくりの立役者として、NPO法人夢空間松代のまちと心を育てる会は、松代まち歩きセンターを拠点に、歴史やまちの文化の掘り起こしをし、NPOや市民団体のネットワークをつくり、まちづくりのNPOの成功事例として全国から視察が相次いでいます。このNPOがほぼ毎月企画する街歩きのイベントは驚くほど多くの市民がやってきます。
さてここからがいよいよ本題
続きは
記:寺澤順子
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2014年10月03日 Posted by ライティング・サポーターズ at 06:07 │Comments(0) │寺澤順子│NPO・国際交流・インバウンド
御嶽山の爆発に驚いたのは信州人
オンタケサンという響きは、長野県人の私の世代なら子どもの頃から体に染み付いているはずです。そう、盆踊りのときの、「木曽節」。今回の御嶽山爆発のニュースで一番驚いたのは長野県人だったかもしれません。
だって、まず御嶽山が火山であり爆発する?? しかも3000メートル級の山だったなんて。場所ですら岐阜県境の王滝村って位置を即座に言えた人はいたでしょうか。長野県って長いので特に私の住む北部の人たちには馴染みが薄い・・・という印象でした。
信仰の山として昔から男性がよく登っていたというのは、母から昨夜電話で聞いた話です。今は亡き祖父が晩年毎年登っては、「今年も登れた」と喜びを子どもに話していたそうです。昔は楽しみではなく、信仰のために人々は登っていたのです。山登りの原点とそのリスクを思い知らされた災害でした。
数百人もの登山客が1日に登っていた上、若い登山者の快晴の美しい青空に映える紅葉とともに書かれたつぶやきが・・・爆発直後にTwitterやFacebookでシェアされ拡散しました。胸が締め付けられる思いが広がりました。臨場感あふれる登山者の撮った映像を闇雲に検索し続けたのは私だけじゃなかったのではないでしょうか。
さて、海外ニュースサイトにも即座にニュースがアップされました。王滝村や長野県のウェブサイトには外国人への観光案内としてMt.Ontakeが紹介されている上、観光ガイドブックや観光地紹介サイトにも英語で詳しく御嶽山は紹介されていて、今回、外国人観光客が被害にあったという報道がないことが不思議なくらいです。
長野県の外国人向け観光サイトGo!Naganoにも即座に爆発のニュースを掲載し、市民で在日米国人がボランティアで問い合わせに今も応えています。
山の日を制定して、登山客として海外からも観光客を呼び込もうと長野県はやっきになっています。災害の際に外国人観光客への対応はどうするのか・・・。海外からは今や「地震や津波や原発の国・・・そして火山も爆発する国なのか!?」と、恐れられています。観光客を本当に海外からバンバンと呼び込む必要があるのでしょうか。なんだかわからなくなってきました。
記:寺澤順子
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だって、まず御嶽山が火山であり爆発する?? しかも3000メートル級の山だったなんて。場所ですら岐阜県境の王滝村って位置を即座に言えた人はいたでしょうか。長野県って長いので特に私の住む北部の人たちには馴染みが薄い・・・という印象でした。
信仰の山として昔から男性がよく登っていたというのは、母から昨夜電話で聞いた話です。今は亡き祖父が晩年毎年登っては、「今年も登れた」と喜びを子どもに話していたそうです。昔は楽しみではなく、信仰のために人々は登っていたのです。山登りの原点とそのリスクを思い知らされた災害でした。
数百人もの登山客が1日に登っていた上、若い登山者の快晴の美しい青空に映える紅葉とともに書かれたつぶやきが・・・爆発直後にTwitterやFacebookでシェアされ拡散しました。胸が締め付けられる思いが広がりました。臨場感あふれる登山者の撮った映像を闇雲に検索し続けたのは私だけじゃなかったのではないでしょうか。
さて、海外ニュースサイトにも即座にニュースがアップされました。王滝村や長野県のウェブサイトには外国人への観光案内としてMt.Ontakeが紹介されている上、観光ガイドブックや観光地紹介サイトにも英語で詳しく御嶽山は紹介されていて、今回、外国人観光客が被害にあったという報道がないことが不思議なくらいです。
長野県の外国人向け観光サイトGo!Naganoにも即座に爆発のニュースを掲載し、市民で在日米国人がボランティアで問い合わせに今も応えています。
山の日を制定して、登山客として海外からも観光客を呼び込もうと長野県はやっきになっています。災害の際に外国人観光客への対応はどうするのか・・・。海外からは今や「地震や津波や原発の国・・・そして火山も爆発する国なのか!?」と、恐れられています。観光客を本当に海外からバンバンと呼び込む必要があるのでしょうか。なんだかわからなくなってきました。
記:寺澤順子
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